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フルーツアドバイザーがマンゴーについて徹底解説致します。
ここ数年でマンゴーは熱帯果樹の中でも特に有名な存在になりました。
当記事では、マンゴー基本の3品種やマンゴーからとれる栄養。旬や食べ頃、保存方法まで紹介致します。
マンゴー基本の3品種
マンゴーには品種が多数あります。今回はそんなマンゴーの基本の3品種を解説致します。
キーツマンゴー
キーツマンゴーは主に沖縄県で栽培されているマンゴーです。品種の希少性と濃厚で滑らかな食感から巷では「幻のマンゴー」と呼ばれております。
アップルマンゴー
アップルマンゴーとはその名の通り果皮が赤色なのでアップルマンゴーと命名されております。香りも良く、濃厚な甘みとワイルドな酸味が特徴です。
ペリカンマンゴー
見た目がペリカンのくちばしに似ていることが特徴の「ペリカンマンゴー」。意外とアッサリしていて香りも控えめなのが特徴です。
マンゴーの栄養
マンゴーは良質のビタミンAを多く含んでいます。果肉の濃いオレンジ色の正体はβカロチンです。また、ビタミンAと相性の良いビタミンCや、ミネラルも多く含んでおり、糖度が高いわりにカロリーは抑えめの最高のフルーツとなっております。
マンゴーに含まれる栄養素
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- カリウム
- 葉酸
- 食物繊維
- βカロチン
国産マンゴーの旬
国産マンゴーの主な生産地は宮崎県や沖縄県です。
宮崎県は4月~6月が旬で、沖縄県は7月が旬です。
マンゴーの食べ頃
マンゴーの基本の三品種の食べ頃を解説致します。
- アップルマンゴー|十分に赤みを帯びてから
- ペリカンマンゴー|黄色くなって、少し熟してから
- キーツマンゴー|色が変わらないので柔らかくなってから
色だけでは必ずしも食べごろが分からない時があるので、実際に触ってみた感触や匂いで確認してみても良いかと思います。
まずは指で軽く押下して、柔らかく感じ、同時に匂いの甘さも強くなったら食べ頃です。
熟しすぎもダメですので、良いタイミングで食べれるように頑張りましょう。
マンゴーの保存方法
まずはマンゴーが完熟しているか確認。完熟前のマンゴーは追熟が必要ですので、常温保存ですが、完熟しているマンゴーはこれ以上の追熟は無用ですので、冷蔵保存しましょう。
完熟前の状態
完熟前の状態の特徴
- 軽く押す硬い
- 表面が白い粉のようなもので覆われている
- 香りが弱い
マンゴーの常温保存
ペーパータオルや新聞紙に包み、その上からフルーツネットをかけます。そしてポリ袋に入れて、直射日光と冷暖房の風が当たらない室内へ保存しましょう。
完熟後の状態
完熟後の状態の特徴
- 軽く押すとへこむくらい柔らかい
- 白い粉のようなものがない
- 香りが強い
マンゴーの冷蔵保存
ペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。